マニュアルの隙間を埋めるもの

 マニュアルの隙間を埋めるもの

 

 マニュアルや手順書は、初めてやる人でもわかりやすいように

 作られたものです。

 

 誰がやっても一定の成果が安全に効率よく得られることから、

 上手に利用するとその効果は抜群です。

 

 

でも、現場は生き物です。すべてが同じ条件、同じ展開に

なるとは限りません。

 

そんなときマニュアルに頼り、依存していると事故が起こります。

 

マニュアル通りにやるというのがセオリーであっても、

マニュアル通りにはできない場合も多いからです。

 

 

マニュアルの隙間を埋めるものが、応用力です。

 

この応用力は、現場で培った「肌感覚」といってもいいです。

 

うまく説明できないけど、なんとなく危険な感じがする。

 

どこかおかしいぞという感覚を無視しないでください。

 

その肌感覚は理屈を超えたセンサーなんです。

 

 

 

肌感覚というものは、自分で痛い目に合う体験を通じて磨かれます。

 

私の場合、痛い目にいっぱいあいすぎて、そこら中ヒリヒリしていますが…（笑）。