苦しさがあるから感動する

 

 

 

 

～苦しさがあるから感動する～

 

 

「苦労と感動は振り子と同じ」

 

 

これは、松下幸之助さんの言葉です。

 

苦労すればするほど、達成したときの感動は大きくなるという意味です。

 

簡単に成功するときもあります。

苦労せずとも偶然に栄光を手に入れられることもあるかもしれません。

でも、そこには喜びはあったとしても大きな感動がありません。

 

 

成功の瞬間に涙を流す人は、その脳裏には栄光だけではなく、

いままでの苦労や苦しさがよみがえっています。

 

だから感動するのです。

 

 

高校野球を見ていると選手たちは勝っても負けても号泣しています。

 

彼らは、青春のすべてをかけて全力を尽くしてきた日々を思い出しているのでしょう。

 

まさに振り子が大きく振れた瞬間なのだと思います。

 

 

 

誰もが、懸命に日々を生きています。

 

さまざまな制約の中、苦労を重ねている人もいるでしょう。

 

この苦労が報われるかどうかもわからないと嘆きたくなることもあるでしょう。

 

 

でも、苦労した分、努力した分、感動は大きくなります。

 

その感動の瞬間をつくるのは、今日一日のあなたの行動の積み重ねです。