· 

任される者の目

 

 がんばれ現場監督 任される者の目~

 

 

何か小さなことでも責任をもってやると、目つきが変わるものです。

 

その根底にあるのは、日本人が大事にしている責任感なのかもしれませんが、

それがあるゆえにやる気も行動も変わってきます。

 

 

先日、夜間の道路規制を伴う工事を見に行きました。

 

 

メインの作業は40m近い橋げたの架設工事で、小さな県道の規制はその準備工みたいなものです。

 

 

一人の新入社員がその規制を任されていました。

 

 

何も聞かされていない僕が、

 

「どんな段取りで規制をするの?」

 

と尋ねると、彼はよどみなく的確に答えてくれました。

 

そして、規制開始時刻になったとき、無線で連絡を取りながらテキパキと誘導員に指示をしていきます。

 

新入社員の彼が、頼りがいのある現場監督になっていました。。

 

何かを任せてもらうということは、責任を伴いますが、それだけ信用されているということです。

 

 

 

 

この先、彼はいろんな経験をしていくでしょう。

 

うまくいくこともあれば、失敗することも

 

でもそれらの経験が彼の自信となります。

 

キラキラと輝く目で走っていった彼の後ろ姿を見て、なんだか無性にうれしくなりました。