がんばれ現場監督 ~お前の夢は何だ?~
これは、ある建設会社の社長に聞いた話です。
社長は若い職人さんを食事に連れて行って聞きました。
「お前の夢は何だ?」と。
するとその若い職人さんは、ぶっきらぼうに
「夢?夢なんてないッス」
と答えました。
社長はいいます。
「お前、夢や目標がなくって、1日働いて10,000円もらっているだけなら、
5年後も10年後も何にも変わっていないぞ」
すると所の若い職人さんは、ボソッと言いました。
「俺、社長みたいになりたいッス。社長になって若い衆を使って大きな
現場をやりたいッス….」
「だったら、何をすればいいか自分で考えてやってみろ」
と社長は伝えました。
翌日から彼の動きが変わりました。
現場で大きな声が出るようになりました。
今まで1本ずつ運んでいた足場材を2本3本いっぺんに運ぶようになりました。
しばらくして、社長はまたその若い職人さんを食事に連れて行きいいました。
「お前の最近のがんばりは、皆から聞いているぞ。今度の現場では、職長と
してやってもらおうと思っている」と。
すると彼は、満面の笑顔で
「ありがとうございます。
俺ね、あんなことしてこんなことして、そんでもって…」
と熱く夢を語り出しました。
翌日からの彼の働き方にさらに拍車がかかったことは言うまでもありません。
夢は人に生気を与えます。
今がしんどいと思っている人もいるかもしれません。
でも今は夢へ向かっている道の途中です。
前を向いて歩き続きましょう。
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