ガテン系の心温まる話

 

 

 

がんばれ現場監督　～ガテン系の心温まる話～

 

 

 

平日の12：00過ぎ、嫁がコンビニに買い物に行きました。

 

お昼時でもあり店内は大勢のお客さんであふれ、レジには

行列ができていました。

 

その列に並んでるとき、ニッカポッカを身にまとった

ガテン系のお兄ちゃんに挟まれたそうです。

 

その二人は、それぞれのお弁当を手にし、何やら会話を

していました。

 

二人が仲間だと察した嫁は、「どうぞお先に」と声を

かけたそうです。

 

 

ガテン系のお兄ちゃんは「いえ、いいッス」と最初は遠慮

しました。

 

でも嫁は、現場の休憩時間は短いだろうと思い、

 

「私は、急いでないから」と。

 

 

ガテン系のイケメンお兄ちゃんは、はじける笑顔で

「じゃぁ、サッセンッ！」と順番を変わりました。

 

先に支払いをすましたお兄ちゃんは、振り返ってもう一度

「サッセンッ！」と店を出ていきました。

 

 

駐車してあるトラックの運転席で早速、買ったばかりの

カツカレーをほおばっていたガテン系のお兄ちゃん。

 

嫁が店を出てくるとき目が合ったんで、

またペコリと頭を下げてくれたそうです。

 

 

レジの順番を代わってあげただけです。

 

でも、素直で感じのいいガテン系のお兄ちゃんに、

嫁の心も温かくなったそうです。

 

コンビニに来るお客さまで、店員から好かれるタイプNo.1は、

建設関係のガテン系のお兄ちゃんだというアンケート結果を

みたことがあります。

 

この話を聞いて、なんだか、納得できるような気がしました。