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PRIDE

 

僕たちは、物心ついた頃から、何かしらのこだわりや、

どうしても譲れないものを持っています。

 

それは他人から見れば小さなこと、たわいのないこと

かもしれませんが、自分にとってはとても重要な

ことだったりします。

 

そのこだわりを「プライド」と言ったりもします。

 

プライド捨てられない、プライドを傷つけられた

 

そんな表現をしながら何かしらとても大事なモノのように

感じています。

 

この「プライド」という言葉は、いろんな使い方ができる

と思うのですが、ここでは「責任感」と言ういい意味で

考えてみます。

 

僕たち建設技術者は、建設業のプライドを持っています。

 

夜間工事で鉄道工事をしていても朝までに電車を通す、

決して手を抜いて事故を起こさない、いざ地震や台風

などの災害が発生したら不眠不休で復旧復興のために

戦い続ける...。

 

こうしたことは、建設技術者としての

責任感であり、大切なプライドです。

 

建設現場では、一般の人が知らないところで、いろんな

ルールややり方に則りながら工事を進めていきます。

 

ともすれば、そんな面倒なルールややり方なんてすっ飛ば

して進めた方が楽チンな時もしばしばあります。

 

でも、ただひたすらにやり続ける根底には、プロとしての

プライドがあります。

 

また、これくらいでいいじゃんって思っても、なお手を

加えてより良いものに仕上げていく。

 

ここにもプロの職人さんとしてのプライドがあります。

 

海外では、作業員の事をワーカーと言います。

 

もちろん彼等にもプロのプライドはあると思いますが、

僕たち日本人のそれとは違うような気がします。

 

ハリケーンで寸断された道路を復旧するまで何か月もかかる国と、

大震災でズタズタにされた東北道をわずか、6日間で復旧した

日本人とでは、根底にあるものが違うのではないでしょうか。

 

そのニュースを聞いた海外メディアは、驚愕の声を上げて

いたそうです。

 

建設現場で働く職員さんたちには、自分達にしかできない、

俺たちがやらなきゃ誰がやる、こんなことくらいでもたもた

していては恥ずかしい。

 

そんな「プライド」があると思います。

 

このプライドを、「建設魂」と呼んでもいいのではないでしょうか。