建設現場と神事は結構関係深いです。
地鎮祭や起工式、安全祈願など、
ことあるごとに神主さんにお願いして
祝詞を上げたり、お酒を供えたりします。
工事の中でも街中で下水管を設置する
工事などは、地面を掘り返すと交通規制
など多大な影響が出ることから、地中に
掘った竪坑から管を押し込む推進工法など
非開削の工法が採用されることが多いです。
この推進管の最初の一本目を挿入するため、
土留め壁を切って穴をあけることを「鏡切」
といいます。
この時もお酒をまいたりして、場を清めます。
ある現場では、小さな竪坑だったのに、
新入社員が何を思ったのか、一升瓶の中身を
全部まきました。
ただでさえ換気が悪い竪坑なのに、酒臭くって、
中に入っていると酔っぱらいそうになりました。
でも、推進管は酔っぱらって千鳥足になる
ことなく、所定の位置に収まりました。
神様ありがとうございます！
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