技術者魂とは?
~現場監督の仕事~
僕は長年、現場監督の仕事をやってきました。
学生さんに「監督の仕事って何ですか?」と
よく聞かれます。
僕自身も就職する時、
「現場監督って、何をするんだろう?
監督だから見ていればいいのなか」
程度にしか考えていませんでした。
が、しかし!実際には、現場監督の
仕事はものすごく多岐に渡ります。
安全・品質・工程・原価・環境と
いった現場の5大管理だけでも
大変ですが、近隣対応、お客様との
折衝、台風対策、部下の育成、
現場の士気高揚….。
毎日毎日、驚くほどやることが
たくさんあります。
複数の作業を同時に実行する
「マルチタスク」という言葉ありますが、
現場監督の仕事とは、まさにマルチタスク
です。
そうして、経験を積んで現場の責任者に
なるとさらに仕事が増え、責任も
プレッシャーも高まります。
でも…、
その分やり甲斐もメチャクチャ
大きくなります。
やがて、技術者としてのスキルを身につける
とそれが自信になります。
経験を積んで、芽生えてきた技術者魂が
大きく大きく成長します。
難工事であればあるほど、熱く燃えるのが
技術者魂なのです。
技術者の仕事に完璧も完成もありません。
生涯学び、生涯成長し続けることができる
のです。
技術者魂は生涯現役です。
コメントをお書きください