2級建築施工管理技士受験対策⑫

問12

 

鉄骨の加工に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

 

1.公称軸径が24mmの高力ボルト用の孔あけ加工は、ドリルあけとし、径を26mmとした。 
2.鋼材の曲げ加工は、青熱ぜい性域を避け、約900℃の赤熱状態で行った。 
3.自動ガス切断機で開先を加工し、著しい凸凹が生じた部分は修正した。 
4.高力ボルト接合の摩擦面は、ショットブラストにて処理し、表面あらさは30μmRz以上を確保した。
 
    
     


 

 

回答:4

 

すべり係数が0.45以上確保できる摩擦面の処理方法は、自然発錆またはブラスト処理のいずれかの方法とする。ブラストにて処理では、摩擦面をショットブラストまたはグリッドブラストにより処理することとし、この表面粗さは50μmRz以上の確保が必要で、赤さびは発生しなくてもよい。