2級建築施工管理技士受験対策⑨

問9

 

コンクリートの打込みに関する記述として、最も不適当なものはどれか。

 

1.水平打継ぎ部分は、十分に散水して湿潤状態とするが、水が残っている場合は取り除く必要がある。 
2.コンクリートポンプを用いて圧送する場合は、軽量コンクリートは、普通コンクリートに比べてスランプの低下や輸送管の閉そくが起こりにくい。 
3.コンクリート内部振動機(棒形振動機)の挿入間隔は、有効範囲を考慮して60cm以下とする。 
4.コンクリート1層の打込み厚さは、コンクリート内部振動機(棒形振動機)の長さを考慮して60cm以下とする。

  
   


 

 

回答:2

 

軽量コンクリートは、圧送すると軽量骨材が圧力吸水し、スランプの低下や輸送管内の閉そくが起こりやすい。また、人工軽量骨材は、吸水性が大きいので、十分吸水(プレソーキング)させたものを使用する。